ネットショッピングの成功率。
通販で洋服を初めて買ったのは大学の寮に入っていた頃で、セシールやニッセンなど送料を浮かせるために友達同士でまとめて買うようにしたのが始まりだったように記憶している。
届いてからイメージと違うとかサイズが合わないからと友達同士で交換したり、無理な時はお店へ返品交換依頼をしていた気がする。
なんだかんだもう20年も前だ。その後卒業してからもネットショッピングを利用してきたが、洋服のイメージ違い・サイズ違いはどうしても出てしまい半分以上は失敗だったように思う。
だんだん、ネットでは日用品などを買うだけにとどめ、洋服は極力店頭で買うようにしていった。
それでも、休日に時間が取れなくてやむを得ずネットショッピングに頼ることもあった。そんな時はやはり、届いた実物を見るとイメージと違ったりして、買わなければ良かったと後悔するはめになる。
そして今回またやってしまった。
イメージと違う。
更には、初期不良である。
ツイードのコートを買ったのだがボタンホールがほつれていてボタンの掛け外しがスムーズにいかない。
店の対応は良く、返金してもらえることになった。もちろん着払い。
イメージと違かったから不良品でちょうど良かったが、ネットで洋服を買うのは控えようと改めて思った。
それでもやってしまうネットショッピング。
購買意欲をそそらせる店側とそれにホイホイ釣られる消費者との戦いである。
小学生のころ、少女向け漫画のうしろ表紙に載っていた通販のアクセサリーが欲しくてたまらなかった。
そういう思い出もあってか、私は通販には弱い。
家計のやりくりや資産形成に燃える今、こんなことで資金を無駄にしている場合ではない。
人生とは欲望との戦いである。
何かを失わずして何かを得ることは出来ないのだ。
しばらく楽天市場は見ないようにしよう…。