インデックス投資との出逢い。
2ヶ月前、職場に退職金上積み制度があることを知った。15年以上かければ年率3%の複利で運用してくれるという。
私は中途入社したため退職金はさほど望めない。制度の活用を検討し、元本割れのリスクや、運用の対象は何になるのか詳細を調べたことで、自ら投資で運用すればいいじゃないか!という結論に辿り着いた。
子供達の学費と老後の資金を同時に都合するには投資しかない!
自分でやれば年率3%とは言わずもう少し率も良くできるらしい。
が、勉強せず飛び込むには不安で、そこからこの2ヶ月、ほぼ毎日投資について調べまくった。
ブログや本や経済新聞を読み、時期と銘柄の分散投資やインデックス投資という堅い手法があることが分かり、長期投資が前提だが、投資全てがギャンブル要素の強いものではないことを知った。
実は、6年ほど前のことだが当時勤めていた会社が倒産し、幾らかの退職金が入った。
今後の生活を思うと心配で、何とか増やさなければとその後ネット銀行を開設し退職金の一部を定期預金にした。
当時の自分には、ネット銀行で口座開設するというのはとてもハードルが高いことだった。通帳も無いところへお金を預けるなんて、ある日突然消えてしまったり不正ログインされて盗まれたらどうしようとビクビクしていた。
それでも、その頃の自分には一番効率のいいお金の置き場はネット銀行の5年ものの0.5%の定期預金しか思いつかなかったのだ。
頻繁にログインし、残高が突然消えたりしていないかチェックしてるうちにだんだんネットバンキングの操作にも慣れていった。
この時の定期がまもなく満期を迎える。
当時は見渡した中で一、二に入る利率の定期であったが、
インデックス指数、例えばS&P500に連動するETFはこの5年のパフォーマンスは年率平均14.8%だという。
定期はそれに比べてたったの0.5%!
それに、その時の残りの退職金は全く運用せず普通預金に入れっぱなしで5年間。
本当にがっかりする。5年前の自分に、「ウォール街のランダムウォーカー」の本を渡しにいきたい…!
それでも、気付いた時が自分の中では1番早い時期なのだからと前向きに考えて、
いつでも始められるようにと今は証券口座開設の手続きをしている最中だ。
今話題の楽天全米株式インデックスファンドとiFree S&P500インデックスを候補に考えている。
事前に学べることは学んだ気がするのであとは実践で学んでいきたい。
10年後、20年後の夢が膨らむ。
歳を取るのも楽しみに思えるようになった。