大きな車に乗る意味。
結婚してから、家計の効率化のため定期的に支出の見直しを図ってきた。
5年が経過し、夫くん・私共に収入を増やし、
→夫くんは年間30万ほど増
→私は正社員になったため100万ほど増
キャリアの携帯を格安SIMへ変え、
→年間23万削減
定期的な支払いは年払いやカード払いへ変更し、
無駄な出費を抑え、
家計簿における予算からの達成率を毎月計算し、一喜一憂しながらやりくりしてきた。
家計の見直しは予算の大きいものから取り組むべしということをよく聞くが、それによれば我が家の支出の中で大きな予算を占めるものは
①家賃で年間68.4万
②保育料で年間45万(今年度は36万分戻りあり)
③車の維持費で年間54万
である。
この3つとうまく付き合わずして我が家の安泰は無し。
①の家賃についてはおそらく次女の小学校入学までには夫くんの実家に入るだろうから、数年後には丸々浮く。
②の保育料は、その年度毎に5月の市議会で東日本大震災の被災家庭対象の減免が決定すれば給食費や雑費を引いた分が戻る予定。ちなみにそろそろ減免が無くなるのではと噂があるが震災から7年、今のところ毎年継続して決定している。
そして、③の車の維持費については、こちらの生活圏では必需品であるため見直しについて全く手付かずであった。
今回、年間どれほど費用がかかっているのか調べてみた。
夫くん SUV
ガソリン代→月13,000円
保険代→月4,000円
税金→年59,800円
車検→2年約100,000円
冬タイヤ→約2年101,000円
一年あたり維持費364,300円
私 軽自動車
ガソリン代→月4,000円
保険代→月4,000円
税金→年間12,000円
車検→2年約80,000円
冬タイヤ→約2年35,100円
一年あたり維持費165,500円
と、夫くんと私の車の維持費の差は年間で20万近くにもなっていた。
今我が家では夫くんのSUVの走行距離が20万kmを超えたことで買い替えを検討していたが、
排気量1.5程度のコンパクトカーで十分と考える私と、排気量3リッター超えで乗り心地重視+見栄を張りたい夫くんとの間で溝が埋まらず話が進んでいない状態であった。
現状でも 維持費がこれだけかさんでいるとなると買い替えどころではなく夫くんには即刻、軽に乗り換えてもらいたい気持ちだ。
「旦那」「アルファード」で検索すると同じような話がたくさん出てくる。どこでも悩みのタネようだ。
車が大きいと、
「優越感にひたれる」
「事故にあった時軽自動車よりは負傷のリスクが少ない」
「乗り心地が良く遠出しても軽自動車よりは疲れにくい」
など良い面があるかもしれないが、
「優越感に浸れる代償として経費は軽自動車の倍以上」
「事故にあった時は軽自動車だろうが大きな車であろうが怪我をするには変わりない」
「遠出すれば軽自動車でも大きい車でも疲れるには変わりない」
ということを考えると、大きい車に乗るメリットよりも金銭面でのデメリットの方が大きいとしか私には思えないのだ。
夫くんに、大きな車の良い点を私にプレゼンして欲しいと求めたが、ただの自己満足だからメリットがあるわけでは無いと言われてしまった。金銭面でのデメリットを上回る程のものはないと認められてしまったのでは私は大きな車容認派には到底なれそうも無い。
このままではやきもきしてしまい円滑な家庭生活を継続するのが困難になってしまう。
私はなんとかメリットを考え出した。
夫くんは車が大好き。
→車がないと生きていけない。
→酒もタバコもやらず車が唯一の癒し。
→そんな夫くんから車をとったらおそらく廃人になるかも。
→そうなると明るい家族計画が破綻。
つまり、大きな車に乗ることは家庭生活ををうまくやっていくための経費なのだ!
そう考えると、多少は寛容になれるかもしれない…。