仮想通貨が盗まれて資産凍結されてしまった。
2014年のマウントゴックス取引所からビットコインが消失した事件になぞらえて、取引所から仮想通貨が盗まれて資産を失うことをGOX、というらしい。
年明けから始めた仮想通貨に手痛い洗礼だ。まんまと初GOXである。
1月11日、すっかり高騰したバブルのさなかに参入。コインチェックを利用する仮想通貨初心者を出川組というらしい。私だ。
1月17日、暴落。コインチェックで少し買い増す。
1月22日、さらに、暴落。ザイフで幾らか買う。
なんてこった。短期間に色々なことが起こりすぎだ。さすが仮想通貨。本当にボラティリティが大きいぜ。
おそらくコインチェックに預けていたものはJPYを含め戻ってこないだろう。JPYのまま置いていたのでいったん手元に戻しておこうかと思っていた矢先のことだった。
管理も含めて自己責任とは知っていた。取引所がいつ何時、無くなるかもしれないとは分かっていたが、まさか日本の取引所が、という意味では驚いた。
取引所は、コールドウォレットに保管しておくべきだったのに、常にネットワークに繋がっているホットウォレットのまま保管しておいたのだとか。本来、大半はネットワークから隔離されたコールドウォレットに保管しておくものらしい。
確かに、個人規模で考えても、資産の大半は銀行に預けておく。家でタンス預金したり、財布に入れておく分は、万が一火災にあったり盗まれたり落としたりして、失くす可能性があるものだ。
今回の件は、銀行に預けずにタンス預金していたらお金がなくなっていた、というのと同じことか。
ただ、今回標的になったNEMという暗号通貨は、自動追跡が可能らしい。取引所に持ち込んだ場合、判別がつくのだという。つまり、換金して外へ持ち出すことはできないらしい。
https://coinbusiness.jp/n/n127fcf2a3e99
そもそも今回の件は、通貨自体の脆弱性などではなく、取引所の安全管理が徹底されておらずに起こったことのようだから、私も懲りずに仮想通貨は今後も買っていくのだと思う。今度はきちんとコールドウォレットに移した上で。