子どもの就職に車を買うこと。
娘の勤める予定の会社の寮の見学へ行ってきた。初めて訪れる街だ。しかし、町というより、山であった。
近くにコンビニやスーパーも無い。買い物は近くても車で10分ほど…。車がないと買い物にも行けない場所だったとは…！
勤めと同時に車を調達する必要がある。進学せずに就職するため、学費に回す予定だったお金は手付かずである。
ただ、親が車を買ってあげるというのは躊躇してしまう。私は、車は親に買ってもらうものではないという考えだ。
私が若い頃、仕事を始めた時も同じように車が必要だった。通勤と、仕事でも外回りで車を持つ必要があった。車が無かった私は親に半分お金を出してもらい新古車を買い、後から少しずつ親へ返済した。母はそれを後々に必要になるからとそのまま貯めておいてくれて、長女の入学やら何やらお金が必要な時に何かの足しにと私へ寄越した。
結果的には車は親に買ってもらったことと同じになったわけだが、自分の子にも、一旦は親に支払いするという格好を取るようにしたいと考えている。それには手をつけず、私も母と同じように娘の人生の要所要所でお金が必要になる場面で少しでも助けてやりたいと思うのだ。
そういうわけで、話を戻し、車を買うにしても、
新車か？中古か？
グレードは2駆か4駆か？ターボは？
中古の場合走行距離は何万kmまで許容か？
そもそも予算は？
という問題が。
軽自動車から選ぶことは大前提だ。
①経験上、免許取りたての頃は絶対事故る→中古で良い
②ターボは高い。もはや軽自動車とは別な車と思った方がいい→ノンターボで良い
③雪道や勾配あり→4駆が必要
④中古車は走行距離少なめが良い→5万㎞くらいが限度かな
⑤予算は新車の半額、60万〜80万くらいか
と、さらに娘の希望は、
❶ボディカラーは黒
❷今流行りのトールタイプ
と、全てを満たすとなると条件が厳しく、なかなか当てはまる車が無い。
しばらく中古車情報誌とにらめっこの日々が続きそうだ。
